勿忘荘(わすれなそう)

勿忘荘(わすれなそう)

Web上で中学生・高校生向けの学習教材のダウンロード販売をしています。

(大学情報)創価大学

ここでは現役生からの「生の声」をお届けしています。いろいろな大学の特徴を比べて、自分なりの受験校選びに役立ててください。

 

 ① 創価大学・法学部
 
 ② 多くの講義で15~25人程度の少人数制をとっているため、学生と教授の距離がとても近い。
 法学部では1年次に初年次セミナーと呼ばれるゼミ講義がある。ここで近年話題になる法律的な問題を取り扱い、アクティブラーニングを活用して周囲と意見交換をする。その活動を通してプレゼン力や法律的知識を身につけることができる。
 大学設備がものすごく整っていて、ドラマ撮影によく芸能人が来る。
 →講義によってはもちろん100人越えもあるとのこと。教授とも学生とも距離が近くいられるというのは、人によってかなり好みがわかれそう。それでも、社会に出てから必要とされる力が身に付くのは間違いないので、将来を考えてチャレンジしてみるのもいいかと。

 

 ③ 圧倒的に地の利が悪い。最寄り駅の八王子駅からバス移動とキャンパス内を5~10分歩く、など移動がきつい。時間帯によっては電車やバスの待ち時間が長く、バス停に100m近い大行列が発生することもある。僕はトータル2時間30分かかる。自宅通学をする際は覚悟しておくべき。
 →「自宅から通う場合、通学時間は2時間くらいが限度」というのが目安で進路指導をしてきたが、やはり2時間30分はつらい模様。検索して出てくる最短の時間ではなかなか動けない、というのも経験者だからこその貴重な情報だろうか。

 

 ④ 英語教育に力を入れている。フリー学習スペースには外国人留学生と英語コミュニケーションが楽しめる「Englishフォーラム」や気軽に英会話が楽しめる「チャットクラブ」と呼ばれるシステムがあり、誰でも無料で英語力を上げることができる。
 一定条件を満たせば補助金が出るなど、留学を推進しているので、将来は世界に出て英語をバリバリ使う仕事がしたい、という人におススメ。
 法科大学院もあり、法曹界に進みたい人にもおススメ。司法試験の合格者数は全大学で17位という実績もあり、入学時の偏差値帯から考えたら驚愕の数字。
 その他、就職実績も目を見張るものがある。様々な業界にパイプがあり、有名企業への就職がとても強い。
 →授業とはまた別に、ということで、こういうプラスアルファの活動にどれだけ時間をかけられるのかが大学生活を潤すのに重要な部分になる。英語に力を入れたいのなら申し分なさそう。弁護士や検察官などの専門職でなくても就職に強いということなので、大学4年間でやりたいことに時間を割いても就職には困らない、というのであればそれは圧倒的な魅力かと。ただ、本人も言っていたけど「自分自身の努力は当然必要」ということで、しっかり心得ておこう。

 

 ⑤ 創価学会の色が強いので、宗教系の大学が嫌だという人はやめておくべき。卒業必須単位以外の中に創価学会について学ばなくてはならない部分が少なからずある。
 講義の中でも信仰心の強い教授や先生であれば学会の話をかなり頻繁に出してくる。非学会員の自分にとっては話が難しくなってしまう場合があるので、心得ておくとよい。その学生が学会員かどうかを見分けるのは難しい。
 →このあたりは個人の自由という感じだけど、少なくとも強制的ななにかがある、ということはなさそうなので、あまり気にしなくてもよさそう。ただ単に自分がそういうことを気にする人間なのかそうでないのかは自分で考えておくべき。

 

 ⑥ 学会員が多いけど、無宗教の人が飛び込んだからといって勧誘が来ることはほとんどない。学内での勧誘はNGという風習があるような気がする。この大学に入ったからといって不利になることもなければ差別されることもない。学会員の方々は親切な方がほとんどで、きっといい友達ができるので、安心してよい。
 →要するに普通に大学生活が過ごせる、ということかと。この大学が特段どうこうはなく、普通に大学に通って普通に友達ができて、というのはどこの大学でも一緒、ということだろう。

 

 ☆まとめ
 通学経路に関しては、ネットでの検索による時間や経路を把握するだけでなく、実際に動いてみないとわからない、ということを頭に入れておこう。特に、OCに行ったときに「これくらいなら平気そう」と判断できても、「それが毎日のように続くこと」や「通勤ラッシュに巻き込まれること」も考慮にいれて考えておかないと、いざ通学するとなると早々に嫌気が差す恐れもあるので注意。
 宗教系の学校は様々な種類があるが、その特徴は学校によって異なる可能性もあるので、事前に調べておこう。少なくとも「宗教系の大学だから」という理由だけでNGにしてしまうのはもったいないと思うので、フラットな目で候補となる大学を調べていくようにしよう。
 あとは「英語教育」「就職支援」など、学業以外に大学が提供してくれるサービスは大きく差がつくところなので、このあたりは必ず調べておこう。