勿忘荘(わすれなそう)

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Web上で中学生・高校生向けの学習教材のダウンロード販売をしています。

(中学社会)出題形式別問題演習について

 社会の入試対策の一環として、「出題形式別問題演習」という教材を用意しています。

 入試では資料の読み取りや記述問題など、その場で考えて答えなければならない問題も数多くありますが、それらの攻略の前に「知っていれば得点できる問題」の練習をしておく必要があります。

 今回紹介するでは、入試でよく出る問題のみをピックアップし、効率よく受験対策を進められるようになっています。ラインナップは以下の通りです。

 

・適文選択(歴史・公民)

→これは適切な文を選ぶ四択問題の練習問題を寄せ集めたもので、入試では最も定番となる出題形式です。

 推奨時期は秋(歴史の学習が終わったとき)から冬休みになるまでとしています。学校で公民を学習している間に歴史の復習をするのに使えます。

 これを皮切りに「ならべかえ(歴史)」や「適文選択(公民)」「一問多答(歴史・公民)」「誤文選択(歴史・公民)」など、資料やグラフ等を必要としない、知識だけで正解できるような問題の練習を進めましょう。一問一答形式の基本レベルより少し難しいので、本格的な入試対策に取り組む前の下準備という扱いです。

 

・ならべかえ(歴史)

→これは歴史上の出来事を古い順に並べ替える練習問題を寄せ集めたものです。

 推奨時期は冬休み前後で、適文選択をこなしてからがいいでしょう。

 多くの地域でこのならべかえ問題が出題されますが、ここで苦戦する生徒は非常に多いです。初めてこの問題にチャレンジしたときは正解率が半分以下ということも珍しくありません。ここで正解率を上げられるようになれば、歴史の学習はだいぶ定着したと言ってもいいと思います。

 

・誤文選択(歴史・公民)

→これは誤っている文を選ぶ四択問題の練習問題を寄せ集めたものです。

 推奨時期は冬休み前後で、「ならべかえ」と並行して進めていくとよいでしょう。

 「適文選択」と考えるべきことは同じのはずなのですが、誤文選択のほうが正解率は低いです。理由は簡単で、紛らわしいものが多いからです。

 そもそも内容が正しくないものはすぐに判断できますが、一見書いてある内容は正しいように見えても時期が違ったり行った人物が違ったりと、一部分だけが誤っている場合があるので、慎重に見極める必要があります。したがって、適文選択の学習が終わったあとに取り組むことをおすすめします。

 

一問多答(歴史・公民)

→これは適切なものを複数選ぶ形式の問題を寄せ集めたものです。

 推奨時期は冬休み以降で、公民の学習が終わるころ、つまりほとんど入試直前となるでしょう。

 今回は「あてはまるものをすべて選べ」という出題形式なので、曖昧な知識だとなかなか正解することは難しいと思います。よって、このシリーズではこれが最もレベルが高いと思われるので、最終確認のような位置づけと言えるでしょう。

 

 

 以上の4種類になります。

 地域ごとに入試の出題形式は異なりますが、これらは自分が受ける入試で出る出ないにかかわらず取り組んでおくといいと思います。

 次は教材の使い方についてです。形式は違ってもやるべきことは同じなので、以下にまとめておきます。

 

 

☆使い方

 まずは何も見ないでチャレンジしてみましょう。

 そして1枚終わるごとに丸付けをしてください。その後、正解か不正解かに関わらず、付録の解答で「各時代を表すキーワード」や「知っておくべき知識」を確認し、次に進みましょう。

 赤字で書かれた年号や時代は必ず覚えてすぐに反応できるようにしてください。

 歴史に関しては、マーカーで塗られた部分が各時代を判断するキーワードになります。数をこなしていくうちに似たような言葉がいくつも出てくることがわかると思います。

 

 中学1年生や2年生でも扱える問題はありますが、中学3年生の模試・受験対策を想定しています。

 そのため、問題の順番は意図的にバラバラにしてあります。また、すべての単元を網羅している、というよりは入試でよく出るものを集めたものなので、多少出題範囲に偏りがあります。

 

 

 理科社会は冬以降に一気に成績を伸ばせる科目です。合否を左右する重要なポイントになると思いますので、反復練習を繰り返していつでも確実に高得点が取れるように備えましょう。

 今回紹介した教材はダウンロードショップに用意してあります。

 下のリンクからどうぞ。

wasurenasou.stores.jp