勿忘荘(わすれなそう)

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Web上で中学生・高校生向けの学習教材のダウンロード販売をしています。

(中学理科)出題形式別問題演習について

 理科の入試対策の一環として、2種類の出題形式別問題演習を用意しました。 

 社会のように細かく分類するのが難しいため、なんでもありの独立小問集合と、計算問題のみを集めたものの2種類になります。

 

・独立小問集合

→これは理科の全範囲の内容について、適切な文を選ぶ四択問題の練習問題を寄せ集めたものです。多くの地域で出題される形式で、広く浅く知識事項を確認するのが主な目的です。

 推奨時期は秋から冬休みにかけてとしています。ただ、中3内容のすべてが含まれますので、一部は学校で習っていない部分が含まれる場合があります。

 これが理科の入試対策の第一歩になると思います。一問一答よりも難しいので、ひとつずつしっかり向き合って、抜けている知識があれば教科書に立ち返るようにしましょう。ここに掲載されている問題は、入試本番までに全部できるようになってもらいたいものです。何度も繰り返しチャレンジしてもらえればと思います。

 

 

・計算問題練習

→これは計算が含まれる問題を寄せ集めたものです(計算問題以外を省いているため、問題文に一部、不要な情報が含まれている場合もあります)。

 推奨時期は冬休み以降としています。計算問題が苦手という人は多いですし、練習したがる人も多いです。ただ、まずは「独立小問集合」で知識をつけ、計算はそれからになるでしょう。

 そして、計算問題なので数学と同様に、易しい問題と難しい問題の差が激しいです。自分の今の力や目指す学校のレベルに合わせて「できるべき問題」の量が変わってくると思いますので、すべて完璧にする必要があるのかどうかは身近の大人に相談してみましょう。

 

 

☆使い方

 まずは何も見ないで解いていきましょう。そして1枚終わるごとに丸付けをしてください。

 その後、正解か不正解かに関わらず、赤字で書かれた途中式やポイントに必ず目を通し、次に生かせるようにしてください。

 数多くこなすことよりも、今の自分に何が足りないのかを把握することが大事です。できなかったもの、忘れてしまっていたものが出てきた場合、すぐに教科書を確認するようにしましょう。

 中学1年生や2年生でも解ける問題はありますが、基本的に中学3年生の模試・受験対策を想定しています。

 そのため、問題の順番は意図的にバラバラにしてあります。すべての単元を網羅している、というよりは入試でよく出るものを集めたものなので、多少出題範囲に偏りがあります。

 

 

 以上が理科の入試対策になります。

 ここで紹介した教材はダウンロードショップに用意してありますので、興味がある人はぜひ一度のぞいてみてください。下のリンクから進めるようになってします。

wasurenasou.stores.jp

(中学社会)出題形式別問題演習について

 社会の入試対策の一環として、「出題形式別問題演習」という教材を用意しています。

 入試では資料の読み取りや記述問題など、その場で考えて答えなければならない問題も数多くありますが、それらの攻略の前に「知っていれば得点できる問題」の練習をしておく必要があります。

 今回紹介するでは、入試でよく出る問題のみをピックアップし、効率よく受験対策を進められるようになっています。ラインナップは以下の通りです。

 

・適文選択(歴史・公民)

→これは適切な文を選ぶ四択問題の練習問題を寄せ集めたもので、入試では最も定番となる出題形式です。

 推奨時期は秋(歴史の学習が終わったとき)から冬休みになるまでとしています。学校で公民を学習している間に歴史の復習をするのに使えます。

 これを皮切りに「ならべかえ(歴史)」や「適文選択(公民)」「一問多答(歴史・公民)」「誤文選択(歴史・公民)」など、資料やグラフ等を必要としない、知識だけで正解できるような問題の練習を進めましょう。一問一答形式の基本レベルより少し難しいので、本格的な入試対策に取り組む前の下準備という扱いです。

 

・ならべかえ(歴史)

→これは歴史上の出来事を古い順に並べ替える練習問題を寄せ集めたものです。

 推奨時期は冬休み前後で、適文選択をこなしてからがいいでしょう。

 多くの地域でこのならべかえ問題が出題されますが、ここで苦戦する生徒は非常に多いです。初めてこの問題にチャレンジしたときは正解率が半分以下ということも珍しくありません。ここで正解率を上げられるようになれば、歴史の学習はだいぶ定着したと言ってもいいと思います。

 

・誤文選択(歴史・公民)

→これは誤っている文を選ぶ四択問題の練習問題を寄せ集めたものです。

 推奨時期は冬休み前後で、「ならべかえ」と並行して進めていくとよいでしょう。

 「適文選択」と考えるべきことは同じのはずなのですが、誤文選択のほうが正解率は低いです。理由は簡単で、紛らわしいものが多いからです。

 そもそも内容が正しくないものはすぐに判断できますが、一見書いてある内容は正しいように見えても時期が違ったり行った人物が違ったりと、一部分だけが誤っている場合があるので、慎重に見極める必要があります。したがって、適文選択の学習が終わったあとに取り組むことをおすすめします。

 

一問多答(歴史・公民)

→これは適切なものを複数選ぶ形式の問題を寄せ集めたものです。

 推奨時期は冬休み以降で、公民の学習が終わるころ、つまりほとんど入試直前となるでしょう。

 今回は「あてはまるものをすべて選べ」という出題形式なので、曖昧な知識だとなかなか正解することは難しいと思います。よって、このシリーズではこれが最もレベルが高いと思われるので、最終確認のような位置づけと言えるでしょう。

 

 

 以上の4種類になります。

 地域ごとに入試の出題形式は異なりますが、これらは自分が受ける入試で出る出ないにかかわらず取り組んでおくといいと思います。

 次は教材の使い方についてです。形式は違ってもやるべきことは同じなので、以下にまとめておきます。

 

 

☆使い方

 まずは何も見ないでチャレンジしてみましょう。

 そして1枚終わるごとに丸付けをしてください。その後、正解か不正解かに関わらず、付録の解答で「各時代を表すキーワード」や「知っておくべき知識」を確認し、次に進みましょう。

 赤字で書かれた年号や時代は必ず覚えてすぐに反応できるようにしてください。

 歴史に関しては、マーカーで塗られた部分が各時代を判断するキーワードになります。数をこなしていくうちに似たような言葉がいくつも出てくることがわかると思います。

 

 中学1年生や2年生でも扱える問題はありますが、中学3年生の模試・受験対策を想定しています。

 そのため、問題の順番は意図的にバラバラにしてあります。また、すべての単元を網羅している、というよりは入試でよく出るものを集めたものなので、多少出題範囲に偏りがあります。

 

 

 理科社会は冬以降に一気に成績を伸ばせる科目です。合否を左右する重要なポイントになると思いますので、反復練習を繰り返していつでも確実に高得点が取れるように備えましょう。

 今回紹介した教材はダウンロードショップに用意してあります。

 下のリンクからどうぞ。

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(受験学年向け)おうち冬期講習のご案内

 新型コロナウィルスの第8波が押し寄せ、落ち着き始めた社会が再び緊迫し始めた昨今ですが、学生にとっても心配や不安は尽きないことと思います。

 今後の感染状況次第では、受験を前にして再び学校が休校になったり、塾や予備校の授業も対面授業ではなくなったり、あるいは自分やその周りで感染者が出てしまったりで、思い描いていた勉強ができなくなる可能性も否定できません。

 

 そこで、勿忘荘では家で、自分一人で取り組める「おうち冬期講習」のご案内をします。

 学校の課題にプラスアルファしていただければと思いますし、塾や予備校に通う人もステイホームにより家にいる時間が長くなるようで余裕があるならば、ぜひここで提供する教材も取り組んでいただいてよりレベルアップを図ってもらえればと思います。

 

 期間や日程は完全に各自の自由で、何をするのかも各自の必要に応じてということで、自分でカスタマイズして効率の良い学習を目指しましょう。

 ここでは学年や希望に応じていくつかのプランを提示していきますので、自分にあったものを選択していただければと思います。

 

(中学3年生向け)

・数学の実力テスト

→まずは現状を把握しましょう。(夏休み前)というものでは中学2年生までに習う単元のみで、(夏休み終了後)というものでは中3の1学期までの範囲で出題していますので、力試しと自分の課題を見つけるために、まずはこちらをおススメします。

 (冬休み前)と(冬休み終了後)では、さらに出題範囲を広げ、最終的に入試と同じ範囲になります。

 これの出来具合によって「数学の一問一答」シリーズか「単元別入試問題集」のどちらかに進めばいいと思います。

 

・入試基礎力チェックテスト

→これは12月まで毎月ひとつずつ提供しているシリーズものとなっていますが、五教科の総合問題ですので、「何を勉強したらいいのかわからない」という人にはうってつけのものとなっています

 これを解いて、答え合わせをして間違えたところを解き直し、周辺知識を教科書等で再確認する。この作業だけでも相当な時間がかかると思いますので、冬休みを使ってすべて取り組めば、かなりの内容を短時間に学習できますので、効率よく受験勉強ができるでしょう。

 

・理科社会(形式別問題演習)シリーズ

→入試問題を抜粋して、出題形式別に様々な問題を用意しました。理科は一問一答の実践版といえるような「独立小問集合」と「計算問題練習」、社会は正しいものを選ぶ「適文選択」、誤っているものを選ぶ「誤文選択」、歴史の出来事を古い順に並べる「ならべかえ」など、多数取り揃えております。

 解説も充実させていますので、これを解いたあと、教科書や資料集で復習をすれば、これでも相当な勉強量になるでしょう。

 

・理科社会「記述問題集」

→難易度は高めになりますが、入試においては合否を左右しかねない記述問題の練習ができます。

 実際に入試問題からよく出る問題だけを集め、その模範解答をまとめたものですので、入試までに丸暗記するぐらいのつもりでチャレンジしてもらえればと思います。

 

・英語「重要英作文」

→入試でよく出る文法表現を厳選し、問題とその解説、さらに形式別の練習問題を収録しています。まずは解答・解説を読み込んで、そのあと付録の空欄補充問題と整序問題にチャレンジしましょう。

 これに載っている英文が、すべて自分の力だけで書けるようになれば、文法の知識は十分と言えるでしょう。

 

(高校生3年生向け)

 高校3年生にはこの場でおススメできる教材は特にありません。というのも、この時期は各自の受験校の過去問(赤本の類)と、これまで取り組んできた問題集の反復練習が有効だと思うからです。

 ここまできたら、今までやってきた学習をより強固にするべきだと思いますので、過去問演習とその復習・解き直しをしつつ、必要な知識を持っている教材で調べなおす、この作業を繰り返してもらえればと思います。

 

 高校1年生・2年生向けの記事で紹介した「数学の総合演習」シリーズの数学Ⅲは有効だとは思いますが、これも必ずやってほしい、というほどではありません。

 総復習または、初見の問題を解きたいという方にはおススメできると思います。

 

 あとは、受験スケジュールを確認するための「受験校記入用紙(無料)」もありますが、これもおそらく学校で似たようなものを作成しているでしょうから、特に問題はないでしょう。

 

(全学年共通)

 「勉強の仕方」という記事でふれていますが、勉強の極意は復習にあると思います。

 今回おススメした教材も、「ただやるだけ」では期待する効果の半分も得られないと思います。解いたら必ず間違い直しと解き直しを行い、「できるようになるまで」くり返し学習しましょう。そのため、やりたい勉強ややるべき勉強をこなすよりも、やったものは完璧にする、という気持ちで臨んでもらいたいと思います。

 

 また、別記事にてお話しした「やる気が出ないとき」「前向きに勉強するために」「上手な時間の使い方」など、単純なお勉強だけでなく、勉強の仕方や生活リズムについても考えてもらえたらと思います。

 

 あとはもちろん、健康管理を徹底し、本来の自分の力が出せないことのないように、日々の生活に気を付けてもらえればと思います。

 

 なお、教材についての詳細は、ダウンロードショップをご覧ください。

 下のリンクからどうぞ。

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