(中学生向け)理科の勉強法・その1
今回は理科についての話です。
国語・数学・社会と続いて4教科目となります。ここでは公立高校入試にむけて、という目線での話をお送りしています。
理科はあまり得意でない、という人が多いように思います。
ですが、これは数学と同様に、特定の分野のみ難しい、計算問題が苦手、というようにピンポイントで苦労している人が多いだけなのだと思います。
理科の入試問題は、物理・化学・地学・生物の各分野からバランスよく出題されています。
生物と地学(いわゆる二分野)は知っているかどうかで正解できるかどうかが決まる面が強いので、覚えられればある程度は対応できるはずです(高校生になって文系を選択した人の多くが履修するのがこの2つ)。
それに対して、物理と化学(いわゆる一分野)は丸暗記だけでは通用せず、実験結果をもとに考察したり計算したりする必要があるので、こっちを苦手とする人が多いのでしょう(高校生になって理系を選択した人の多くが履修するのがこの2つ)。
確かに、物理と化学の計算問題には難しい問題は出ます。
ですが、この2つの分野でももちろん、知っていればできる問題もありますので、ここでしっかり点数が取り切れれば、やはり“合格点”を目指すのであればそれほど難しいものではないと思うのです。
地域によって差はあっても、やはり理科の入試において、難しい計算問題はせいぜい2,3問程度しか出題されません。
そのような正答率が低い問題は気にせず、取るべきところをしっかり取り切ることが入試で勝つ鉄則ですので、理系科目は守りを固めることを意識していくようにすればいいのだと思います。
長くなりそうなので、その1はここまでにします。
次のその2では、物理・化学・地学・生物の4分野にわけて、それぞれ具体的に理科の勉強法についてお話します。
何度も断っていますが、あくまでも一つの例としてとらえてもらえればと思います。
(つづく)