(中学生向け)英語の勉強法・その3
(つづき)
英語について、その3です。入試全般の話と、出題形式別に話を進めていきましたが、これで最後になります。
最後は英文法、英作文についてです。
ここに関しては知識がメインになってくるので、英語のルールを正確に覚えたうえで問題練習を多く取り組むことが必要です。
入試問題では「空欄補充(選択肢、単語の穴埋め)」「整序問題(並べ替え)」がメインとなります。これは結局どの教科でも同じですが、入試は同じような問題が多く出されます。
ただ、英語の場合は時制や三単現のs、語形変化(現在形、過去形、過去分詞形、-ing形)など、ルールはわかっていても使い方でミスするケースが多いので、その点の注意が必要です。
むしろ、「問題そのものが難しくて正解できない」というよりも、「言いたいことはあってるけど書き方が違う」というミスのほうが多いので、そこを注意してもらえればと思います。
細かいところを言えば、並べ替え問題は記号であっても英語であってもきちんと英文を書くようにしましょう。
要するに「イオアエウ」と書いたり問題文の語群を線で消したりするのではなく、ちゃんと英文を書くことが大事です。
そして自由英作文は、基本例文のようなわかりやすい英文で構成することを心がけましょう。
対策を打たずに英作文を課すと、多くの人は日本語で考えてそれを英文にしようとして苦労します。書きたいことを書こうとすると英単語がわからなくなりがちなので、自分が使いやすい、使い慣れた英文法でまとまった英文を構成するようにしましょう。
以上が入試における英語のポイントになりますが、今回も「勉強法」というよりかは「点の取り方」みたいな話になってしまいました。
そしてここまでの5教科の話はすべて、「その教科が苦手な人向け」の話である側面が強いので、特に困っていない人はここに書かれていることは気にせず、自分なりのやり方で進めてもらえればと思います。
それでは、これで一通りの勉強法についてお伝えしました。
文字ではなかなか伝わりにくいとは思いますが、実際に取り組んでみるとどういうことかがわかってくると思うので、これを読んでくれたらそのときから少しずつでもいいので、勉強の仕方を考えていきましょう。
また、何をすればいいのかといった具体的な教材や、覚えておくべき重要事項の選定などは、ダウンロード教材販売ページにて掲載していますので、そちらもあわせてご利用いただければ、自宅でのひとり受験勉強が成立すると思いますので、上手に使っていただければと思います。
以下のリンクからダウンロードショップに入ってもらい、各商品ページから具体的な説明を見てもらえればと思います。
英語に関しては、基本英単語と重要英作文の2種類を用意しています。
重要英作文のほうはこれ一つでかなりの知識量、問題量になるので、何をしたらいいのかわからない人に特におすすめです。